有限会社　エス・ティー・アテンダント | サービスメニュー | 岡田本藩　十六ヶ村　寛政郷紳氏録　Page７～９

(上・下二萬村　高見うじ　<家老職を賜った祖先のお墓あり>)

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　　　嵯 峨 野 村　　市場村とも云　古名　曾能郷　山の名より　さかのご称す　　　　

一、田村うじ　古　き　家　と　云　

一、田中うじ　同　断
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（※＠）
一、白神うじ　武門より出て遠からず　しかし三流あり　其先は同家と云　分流に　　完月うじ

一、若林うじ　辻 田 村 よ り の 分 流

右 正 し  

　　水川　池田　辻田村の池田うじにあらず　三宅うじ　岡田村の三宅うじの分流にはあらず　前々

　　より名乗り來る

　　此外に　井上　林　塩尻　難波　服部　浅原　齋藤などご云有り　　　　　　　　　　　予詳ならず

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　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｶﾜﾉﾍﾞ　　　　　　　　　　　　　ｺｳﾍﾞ　　　　　　　
　　　川 辺 村　　古名河辺郷と云ひしなり　中頃兄部ごも云

土人の御土井ご云ふ所は　伊東甚太郎様御舘の旧址なり　寛文六年に岡田村中村の御舘

へ御移徒有りしなり　　　　

一、疋田うじ　古　き　家　筋　な　り　

一、洲浪うじ　天正の頃 洲浪長左エ門と云ひし人此所の地頭なりしに 故有りて退去し 子孫僃前
　　　　　　　　　　　　 岡山に有りと云　今称せる　洲浪うじ長左エ門分家にあらず

一、宇野うじ　古　き　家　と　い　ふ

一、塩尻うじ　武門より出て遠からぬ家なり　しかし三流あり　二流正し

一、小野うじ　右に同じ　是も三流あり　一流正し

右 正 し  

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相云ふ　古しへ　此地に　河辺藏ご称せし豪家の長者有りて　藏鏡寺開基ご云ふ　此処跡定
　　　　　　　　　 　ヱﾉ　ﾓﾄ　ﾊﾞﾋ　ｵｸ　
かならず　中頃　榎 本 梅 屋ご稱せし豪家有りて　源福寺を建立せりご云　此子孫　今長

州に有りごの事なり　此村に榎本を稱せる人有り　　　　　　　　　　　　　　予詳ならず

　　　　難波　加藤　前々より名乗り来る
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　ﾏｷ　
　　　　此外数姓あり　楢原　大井　日枝　片岡　竹ノ内　牧野　佐治　三宅など稱せ

　　　　る有り　　　　　　　予未詳
　　　　上　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（*6）　　　　　ﾆ　ﾏ　　　　　
　　　下 二 萬 村　　古名　二万の里　源順倭名類集鈔には　邇麿と記してあり

一、高見うじ　武門より出　遠からぬ家なり　
　　 　　（*7）　
　　　　赤綠　末森　其先同姓ご云

右 正 し

　　　　中嶋　木村　井上　鳥羽　浅野　二流有り　前々より名乗り来る

　　　　此外塩見ご稱せる有り　木谷と云も有り　予詳ならず

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