岡田本藩　十六ヶ村　寛政郷紳氏録　Page１～３
(上・下二萬村　高見うじ　<家老職を賜った祖先のお墓あり>)



◆ Page １ （表紙） ◆
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岡田村　辻田村　有井村　嵯峨野村　川辺村　上・下二萬村　陶村
服部村　妹村　尾崎村　八田村　新本（新庄・本庄）村　水内（原・中尾）村

岡田本藩　十六ヶ村　寛政郷紳氏録　<全>


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◆ Page ２ （副表紙） ◆
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秘　用　姓　氏　録　<　全　>


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◆ Page ３ ◆
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秘　用　姓　氏　録

　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　 （※１）　　　　　　　　　　　　   ﾊﾗﾂヽﾐ　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　ｳﾄ　　　
弓は袋に朽　太刀は箱に納る御代の末々迄　腹皷のひやうし乱れず　この晿う發ふし
　　　　　　　　　　　　　　　　  ﾈﾑ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｻｶ　　　ｦﾄﾛｳ　　　　　
たゝずして　戶さゝで眠るかしこさ　いふもさらなり　しかはあれど　盛へ　衰るは世

のならひにして　ものゝべの流れ　里の長たりしも　いつしか農家に混じ　百家おのお
　　　　　　　　　　　　 　 ｺﾄ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　 ﾏｽﾞ　　　　　　　　　　　　
の姓氏を称せる言　かまびしく　聲の高きもてよしとし　或は貧しきに属しては　まゝ
　  ﾂｷ ?　　　　　　
の〇はしかけ初め　山吹の瀬にふみまよい　先祖をはづかしめ　子孫に濁水を流せるあ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　 ｲﾓ　　　　　　　　ｳﾅｷﾞ　　　　
り　或は国の守に仕ふまつりて　山の芋　化して　鰻となるもあり　一番鎗の功も　御
　　　　　　　　　　　　　　　  　　　ﾋｷ　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　ｽｯﾎﾟﾝ　　
用達の功に不及して　蟇の瀧に登る　ごとあれど　鼈　月に似たれども　月に化す事叶
　　　　　　　　　　　 ﾚ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｺﾄ　　
ず　貴賤をいふ事　国の風俗にして　村老の伝え言　古き文のかずかず　いかんともな
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　 ｶﾚ　
しかたく　難波江のよしとなり　あしとる　私の言の葉をすごき捨て　彼となく　是と

なく　書つゝりぬ　予か門葉の見るのみにして　他見を禁ぜるを以て　秘用姓氏録と題

せるならし

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〇は、漢字が？？、読みも？？　　　　　　　


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